僕らの防災大作戦! Minecraftで挑む、未来の危機 開催しました!

このワークショップは、川崎市の公益団体である「子どもSDCクラブ」の子ども達と元武蔵小杉エリアマネジメント代表の松尾さんが、何ヶ月も話し合いを重ねて実現しました。

Minecraftによる災害シミュレーションを通じて、地域の子ども達に「自分たちのまちを自分たちが守る」気持ちを持ってもらうことを目的としてしています。

子どもたちからは「またMinecraftで防災をやりたい」「街がリアルですごかった」「優しいお兄さんお姉さんがいて心強かった」といった声が多く聞かれ、深い学びが得られたことが伝わってきました。

このワークショップを通じて「教える防災」から「自ら気づき、行動する防災」への転換を果たすとともに、災害の“被害者”としてだけでなく、“地域の担い手”としての自覚が芽生えるのではないでしょうか。

今後はMinecraftカップへの参加などによって、より、実践的な力を養っていくと思います。

僕らの防災大作戦! Minecraftで挑む、未来の危機 

以下、ワークショップの概要です

元武蔵小杉エリアマネジメント代表・松尾さんからのメッセージ

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「災害に強いまちづくりには、日頃の交流と助け合いの意識が不可欠」とのお話がありました。マンション防災の現状と、地域で支え合う体制づくりの重要性を伝えていただきました。

第1部:Minecraft防災シミュレーション
子どもSDCクラブの子ども達によってパソコン上に再現された「武蔵小杉の街」で、地震・火災・避難・避難所整備といった複合災害を体験。個人の判断だけでなく、チームで協力しながら行動する力が試されました。

第2部:防災講話(川崎市中原区役所 危機管理担当)
中原区役所・倉又亮輔課長による講話では、「自助・共助・公助」という基本の考え方をもとに、災害への備えについて学びました。Minecraftでの事前体験があったことで、子どもたちもより具体的に理解を深められたようです。備蓄品の紹介もあり、防災を身近に感じる機会となりました。

第3部:グループワーク&発表
NECプロボノ倶楽部の西村公児氏の進行のもと、子どもたちは災害を振り返り「災害が起こったらどうなるか」「自分達の大切なものを守るにはどうすれば良いか」を考え、仲間と話し合いました。「地球を隕石から守るためにテレポーテーションする」など子ども達の斬新かつ柔軟な発想に会場からは自然と拍手が起こりました。

終わりに

企画から実装まで一貫してサポートしてくださった元武蔵小杉エリアマネジメント代表の松尾さん、今回のワークショップ向けに新たに内容を刷新してくださった川崎市中原区防災担当課長の倉又さんに心より感謝申し上げます。

また、PCの設定、アカウント管理、トラブルにに迅速に対処してくださった一般社団法人Nボノ、NECプロボノ倶楽部のみなさま、本当にありがとうございました。

お詫び
今回は、運営の不手際により、申込みフォームに連絡先記入欄が漏れておりました。そのため、開催当日まで多数のお問合せをいただき、不安な思いをさせて大変申し訳ございませんでした。また、PCの不具合などで、Minecraft体験が充分に楽しめなかた参加者の方にお詫びいたします。

子どもSDCクラブ代表
中谷 悠人